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台湾産健康食品原料を日本へ―輸入前にそろえる資料と確認順序

台湾産の食品原料を日本へ輸入する際に確認したい適法性、製造工程、規格、検査、表示までの実務を整理します。

台湾の食品原料サンプルと輸入書類を扱う日本の港湾物流イメージ

台湾で流通している健康食品原料でも、日本へ輸入すれば自動的に食品として販売できるわけではありません。原材料の由来、使用部位、製造方法、添加物、残留農薬、微生物、重金属などを、日本の食品衛生法と販売形態に照らして確認します。価格や最小ロットの交渉より前に適法性を見極めることが、輸送後の差し止めや再製造を避ける近道です。

資料は「名称」より中身を見る

輸入前に、原料規格書、全配合、製造工程図、試験成績書、原産国・原料原産地、アレルゲン、遺伝子組換え、放射性物質、保存条件、包装仕様を集めます。同じ英名でも基原や抽出溶媒が異なる場合があるため、学名、使用部位、濃縮倍率、賦形剤まで確認します。発酵原料では、使用菌、培地、発酵後の処理、残存物の管理も重要です。

日本で販売目的の食品等を輸入する場合、原則として検疫所への輸入届出が必要です。審査では原材料や製造方法に関する説明が求められることがあり、必要に応じて検査が行われます。初回輸入の前に管轄検疫所へ相談し、品目に応じたモニタリングや命令検査の情報も確認しておくと計画が立てやすくなります。

輸入後の商品化までつなげる

通関できることと、狙った商品として安定的に製造できることは別です。OEM工場での流動性、吸湿性、味、色、におい、加熱耐性を評価し、受入規格と検査頻度を決めます。最終製品の表示では、食品表示基準、添加物表示、アレルゲン、原料原産地などを商品仕様に沿って確認します。

JSHが台湾原料を日本市場へつなぐ際は、供給者への質問票、日英中の資料対応、サンプル評価、輸入相談、OEM試作を同じスケジュールで管理することを重視します。ロット変更や工程変更の通知条件まで合意すれば、単発の輸入ではなく、品質を説明できる継続供給へ進めます。

初回ロットを小さな監査機会にする

サンプルと量産品が同じ工場・工程・規格であるかを確認し、出荷前成績書と日本到着後の受入試験を照合します。輸送中の温湿度、封緘、梱包破損も記録し、次回の積載条件に反映します。通関、検査、OEM受入で追加質問が出た場合は質問と回答を日英中で残し、供給者評価表へ反映することで、二回目以降の輸入を速く、安定したものにできます。

参考資料

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専門関係者向け参考情報

本ページは、健康食品・サプリメントの研究開発および製品設計に関わる専門関係者の方を対象とした参考情報です。

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